ドイツの有機化学者リービッヒが提唱した「リービッヒの最小養分の法則」という植物の成長のしくみを説明した理論があります。「生物の成長は、1番足りない栄養分に左右されるから、1番足りない栄養分を足さない限りどんなにほかの栄養分を足してもダメ(生物の成長はその生物が利用できる必須栄養素のうち最少のものに依存)」ということです。
人間も植物同様必要な栄養素をバランスよく摂取することが重要で、例えばタンパク質だけたくさん摂取しても不足してる栄養素があれば健康な状態は保てずボディメイクの最大効果は出ないということです。ただし、同じ脂質を摂るにしても「飽和脂肪酸」にするのか「不飽和脂肪酸」にするのか、など成分には十分注意が必要です。
この理論を、ドイツのドベネックという研究者が直感的にわかりやすく説明するために書いたのが、「ドベネックの桶」というイラスト
停滞期やホメオスタシオ(恒常性)と思われる時は特に有効ですのでご相談下さい