モナリザ症候群

「運動もして、そんなに食べてないのに痩せない・・」

 こんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

それはもしかしたら、あなたが「モナリザ症候群」に陥っているのかもしれません。

(単に食べすぎという人も多いですが・・)

「モナリザ」とは「Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity(大部分の肥満は交感神経の活動低下による)」という英文の頭文字。ダ・ヴィンチの絵画であるモナリザとは無関係です。

簡単に言えば、交感神経の働きが衰えて脂肪燃焼効率が悪化し、太りやすくなっている状態のことで自律神経のバランスが乱れて交感神経の働きが低下することは、肥満と密接な関係があることが分かってるのです。

自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」で成り立っており、この2つの神経のバランスを変化させながら体をコントロールしているのです。

活動量が増える日中に「交感神経」が働き、体を休める夕方から「副交感神経」が働くのですが、自律神経が乱れている場合は2つの神経も乱れている状態なので上手く働かなくなってしまいます。

活動量の増える日中に「交感神経」の働きが鈍くなり、消費カロリーが低下し消費されなかったエネルギーは脂肪となり太りやすくなってしまうのです

対処法は「規則正しい生活をする」 これにつきます。

・朝起きたら顔を洗い、出来ればウオーキングやストレッチなどの軽い運動をしたり、時間が無い時も日光に当たるなど、意識的に活動スイッチを入れるようにします。

 日中を活動的に過ごすための合図を体に送ることで交感神経が活発に働き始め、その日の消費代謝を上げることができるのです。

「食事×運動×休息」 をうまく組み合わせることで、健康的にボディメイク出来るのです